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かみたに

Author:かみたに
読んでいただいて有り難うございます。
兵庫県宝塚市でかみたに接骨院の院長をしています。

続・テニス 錦織圭選手のカラダが危ない!がんばってください!


錦織圭選手の◆臀部・鼠径部の痛み、◆下肢の歪みと ふくらはぎの疲労、◆腰や体幹の姿勢、◆有名選手の forehand shot 比較、◆首から肩・手首にかけての問題について述べます。前回投稿の続編です。 


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少し前の French Open 2017、錦織圭選手、感動しましたぁ~♪
そして、その後のドイツ Halle での Gerry Weber Open 2017 の棄権は、とても残念でした。。。

さて、以前投稿した
テニス 錦織圭選手のカラダが危ない!がんばってください![危ないカラダ]
の続編を書いてみたいと思います。

以下の4部構成です。
(Point1)臀部から足全体
(Point2)腰・体幹
(Point3)肩・胸・手首
まとめ


 
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(Point1)臀部から足全体


(Point1-1) Gerry Weber Open 2017


前回ブログで 「 一番心配なこと 」 として書きましたが、今年のドイツの Gerry Weber Open でも その臀部痛が再発しました。

錦織選手の公式アプリでも「昨年の楽天ジャパン・オープン時に負った怪我にとても似ている」と綴られたそうです。

昨年の楽天ジャパンオープンは 2016年10月上旬なので、8ヶ月前の不調が 依然として色濃く影響を残しているので とても心配です。

では、Gerry Weber Open のメディカル・タイムアウトの様子から。。。

テニス 錦織圭選手  怪我 Gerry Weber Open
股関節を外旋させながら臀部筋肉のマッサージ。

テニス 錦織圭選手  怪我 Gerry Weber Open
骨盤へのアプローチ。
このアプローチは賛同します。


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(Point1-2) French Open 2017

今年 2017年の French Open でも 関連するシーンがあったので、以下に述べます。

(1)Chung 選手との3回戦では、次の画像のように 左膝の屈伸運動をされていて、膝から ふくらはぎ の調子が悪そうです。
 
 


(2)4回戦 Verdasco 選手との試合後の会見で、左股関節にアイシングをしていたとのことでした。

(3)同じく Verdasco 選手との試合中、足の動きにくさを感じるのか、「足ぃっ!」と叫んでいましたね。

(4)また、Chung 選手との試合中、次の画像のように、左の足の付け根(鼠径部)から 内ももを押さえるしぐさもありました。
 


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(Point1-3)考察

■分類A … 坐骨神経領域の不調


「 坐骨神経痛と言いたくない神経伝達の不調[危ないカラダ] 」 の投稿にも述べていますが、以下の3つの症状は、根本的には同じ坐骨神経領域の不調から現れているものだと思います。

● 前述(Point1-2)(1)の「膝・ ふくらはぎの不調」
● 前述 Gerry Weber Open 2017での「臀部痛」
● 楽天ジャパンオープン 2016 での「臀部痛」


■分類B … 鼠径部痛症候群 ( Groin pain syndrome )

前述(Point1-2)(4)の「鼠径部の不調」は、
鼠径部痛症候群 ( Groin pain syndrome ) が強く疑われます。


■分類C … 坐骨神経領域の不調 か 鼠径部痛症候群 の いずれか

そして、以下の2つは 映像が無いので 具体的な箇所がわかりませんが、上記の「坐骨神経」か「Groin pain」のいずれかに該当する可能性が高いです。

● 前述(Point1-2)(2)の「左股関節痛」
● 前述(Point1-2)(3)の「下肢(足)の不調」


前回ブログで、臀部・股関節・鼠径部の負傷について、「痛みが慢性化すると 選手寿命を縮める可能性がある」と書きましたが、今年の French Open や Gerry Weber Open の状態は まさに その不安を増すものとなりました。


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(Point2)腰・体幹


(Point2-1) forehand shot


French Open では、錦織選手の forehand shot が気になりました。

take back のタイミングで、腰が反り、尻を突き出した姿勢となり、それに伴って 上半身が前傾した形になっています。

わかりやすくするために、次の部位の重心にマークしてみました。
●頭●胸●上腕●骨盤●大腿●下腿

尻が出ているので、下半身の重心配置に対して 上半身の配置が前方にあります。

その後は 尻が少し引っ込み、次に 上半身を起こして shot へ移行しています。
 
下半身の ねじれのパワーが 上半身・腕へ十分に伝わっておらず、ジャンプ力と上半身の力での shot となっています。

いっぽう、backhand 時は、closed stance で、上半身の前傾は小さく、尻も出ず、上半身の重心配置も下半身の配置の上方にありバランスがとれています。
20170604_015925-01_5th 5-4_e_m 20170604_015925-10_5th 5-4_e
いわゆる「腰が入った」素晴らしいフォームです。


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また、他の選手もチェックしてみました。

French Open で対戦時の Murray 選手

股関節・骨盤の動きが少し硬いです。この時も臀部痛があったのでしょうか?

French Open で対戦時の Kokkinakis 選手

重心が高く、腰まわりの姿勢が悪いです。

Australian Open 2017 での Federer 選手

素晴らしい♪

Australian Open 2017 での Nadal 選手

少しだけ 上半身のひねりが硬いですが、素晴らしい♪

錦織選手の forehand の場合、すべての shot が前述の姿勢ではなく、square に近い open stance において現れる傾向なのかもしれませんが、それにしても 錦織選手 独特の 腰の反りと上半身の前傾は気になります。


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(Point2-2)腹部・腰部のインナーユニット

前述と関連して、Australian Open 2017 でのウォーミングアップ映像で気になった1つが 次の single leg balance です。
20170120 Australian Open 0403-1_e 20170120 Australian Open 0403-1_e_m
尻が少し出過ぎな感じが おわかりだと思います。

この運動をするならば、腹横筋などの腰周りのインナー・ユニットを意識して、反り腰とならずに 腰椎のナチュラル・カーブを形成しつつ実行することが重要だと思います。

(※2つの画像の 上半身の傾斜角度の違いは このケースでは関係ありません。 腹部の姿勢を見比べてください)


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なぜこの姿勢が重要かといいますと、前述の forehand shot の場合、
足のステップ位置が定まった後、

股関節の回旋応力・伸展応力が → 骨盤 → 腰 → 胸 → 腕 へと 順に伝わって

shot へ つながる
のですが、前述のように腰が反って不安定だと 力が伝わる際 そこを傷める可能性が高いからです。

すべての下半身と上半身が連動するスポーツがそうですが、体幹(コア)が重要視され トレーニング方法が近年話題になっているのも、そういった負傷の予防と、下半身からのパワー伝達の効率をアップさせるためです。

2016年の楽天オープン後のインタビューでも「腰の痛みはけっこうあった」と話されています。

何年のものか わかりませんが、次の plank も もう少しインナーユニットを意識する方がベターです。
20170104 Off Season Training 0211-1_e

そして、疲労や腰痛がひどいのか、反り腰姿勢が気になるシーンが French Open で しばしばありました。
 テニス 錦織圭選手 怪我 French Open テニス 錦織圭選手 怪我 French Open


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(Point3)肩・胸・手首


(Point3-1) French Open 2017


Chardy 選手との試合のメディカル・タイムアウトで、右胸のケアを受けました。


その時のテレビのアナウンサーと解説の方のコメントが次のようでした。

●植草朋樹アナ
「手首の具合は大丈夫だという話は(錦織選手が)していたんですけれども、どうなんでしょう、その手首の痛みをかばっている間に(肩にも影響が現れた)とか、そういうことは関係あるんでしょうか?」

●解説 竹内映二さん
「微妙にあるでしょうね。例えば 肩の関節の回り具合が悪いと、例えば 肘を傷めたりもしますので、大きく(考えると) 手首・肘・肩は関連していると思います」


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上記の解説については、僕も竹内さんと同意見です。

二の腕,肩,胸,肘,手首,指がダル痛い(痛ダルい)[症例] でも関連性を述べましたが、それと同様です。

胸の筋肉に痛みが出ますが、根本原因はそこには無いと考えます。

胸の筋肉の神経は鎖骨の下を通り、アゴや耳の下にある筋肉の中を通過して、頚椎・脳へと接続します。

例えば、その通過する部分の筋肉が過度に緊張していると、神経を挟むように圧迫し(絞扼)、その神経の関連部位に痛みが生じたり、筋肉の動き(筋収縮)に支障をきたします。

20170104 Off Season Training 0013-1_e
錦織選手はアゴが少し右の方へ歪んでいることもあるので、私は首周辺の根本原因を疑います。


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(Point3-2)肩周りの硬さ

前述と関連して、Australian Open 2017 でのウォーミングアップ映像で気になったのが、次の肩・胸椎まわりの回旋運動です。
20170120 Australian Open 0620-2_e 20170120 Australian Open 0614-1_e
右肩周辺の可動域が悪いです。

同じウォーミングアップ映像で、次の肩関節の回旋運動も気になりました。
20170120 Australian Open 0526-2_e 20170120 Australian Open 0527-1_e
肩関節(肩甲上腕関節)と肩甲骨(肩甲胸郭関節)を動かすウォーミングアップです。

頭部の左右の移動量を比較すると おわかりだと思いますが、右肩周りの硬さを 上半身のひねり(水平回旋)でカバーしようとする代償運動となっています。

そして 右画像で右手の甲が見えていることと、左画像で左手の甲がしっかり下を向いていることからも、右肩関節の内旋動作も硬いことがわかります。


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この右肩周りの硬さは、長年 右利きでテニスをされてきているので やむを得ないかもしれませんが、他の動作を含めて考察すると、このアンバランスは許容範囲を逸脱していると考えます。

例えば、メジャーリーグ 前田健太選手のマエケン体操、プロ野球 大谷翔平選手や ゴルファー 石川遼選手の肩周りの柔軟性など、他スポーツの世界では俊敏な肩周りの動作でも ケガをしないように、柔軟性を確保されています。


そして、前述の解説 竹内さんと同じ考えで、この肩周りの硬さが肘や手首の不調に影響している可能性が高いということが重要だと思います。


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追記 2017.12.31


残念ながら、本投稿後の2017年8月、右手首を負傷されました。
上述のように、肩まわりの動きの悪さがあるために 手首に負担がかかった結果だと考えます。

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まとめ


最後まで長文を読んでいただき ありがとうございます。

カラダに歪みや癖があるならば、テニスのような長時間マッチとなるスポーツにおいては、試合時間の経過とともに 足や腕などの筋肉に必要十分な神経伝達が 行き届かなくなっていきます。

そして、効率良く動き続けることが困難となって、時には重大なケガの恐れがあるので とても心配です。

「逆に この状態で よく タフにやり続けてるなぁ~」と、錦織選手の試合を見るたび いつも感動を もらっています。

同じ時代に生きる日本人として、錦織圭選手がグランドスラムチャンピオンになることを強く祈っています。
上述のような 改善できる傷害で それを逃さないで欲しいです。

さあ!この投稿の翌日から Wimbledon 2017 です。
頑張ってくださーい♪
p(^-^)q

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追記 2017.07.05 14:00JST


Wimbledon 2017 Cecchinato 選手との 1回戦ですが、第1セット目から 左臀部~足の調子が気になるようですね。
テニス 錦織圭選手 怪我 Wimbledon テニス 錦織圭選手 怪我 Wimbledon

それ以外でも、第1セットに 小さくビッコ(跛行)をひいていたのが 2箇所 映っていました。

ただ、少し前のFrench Open でも 乗り越えた不調なので、なんとか頑張って欲しいですねぇ。
頑張れぇー♪

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かみたに接骨院の場所・お問い合わせ先

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★症状など

■頭、首■
頭痛.眼精疲労(目の奥の痛み.目がしょぼしょぼする).めまい.耳鳴り.突発性難聴.奥歯が浮くような.むち打ち.ストレートネック. 顎関節症.
■体幹■
肩こり.呼吸の違和感,息が詰まるような.背中が張る,背中に鉛が入ったよう.背骨の彎曲(弯曲),前彎(前弯),後彎(後弯).四十肩,五十肩.ぎっくり腰.椎間板ヘルニア.分離症,すべり症,分離すべり症.股関節痛,足のつけ根の痛み,鼠径部痛(グロインペイン症候群).骨盤の歪み. 排尿障害.胸郭出口症候群.頚肩腕症候群(頸肩腕症候群).頚肋症候群(頸肋症候群).斜角筋症候群.肋鎖症候群.過外転症候群.
■上肢(腕)■
肘内障.手根管症候群.腱鞘炎.
■下肢(足)■
O脚,X脚.腸脛靭帯炎.十字靭帯損傷.オスグッド・シュラッター病.腓骨神経麻痺.シンスプリント(脛骨骨膜炎).アキレス腱周囲炎.足根管症候群.甲高.扁平足.中足骨頭部痛.外反母趾.
■全身的症状など■
スポーツ傷害(実績 … カヌー,空手,競輪,剣道,サッカー,ソフトボール,柔道,卓球,ダンス,チアリーダー,チアリーディング,テニス,トライアスロン,バスケットボール,バドミントン,バレーボール,フットボール,マラソン,野球,ラグビー,ラクロス,陸上競技).吐き気.不眠(寝つきが悪い,眠りが浅い).自律神経失調.線維筋痛症(FMS).血行不良,冷え性,むくみ(はれ).関節の変形(変形性関節症,関節形成不全).関節痛.しびれ,麻痺(まひ).神経痛,坐骨神経痛.痙攣,こむらがえり,つる.便秘.骨端症.筋膜炎.筋筋膜性疼痛症候群(MPS).だる痛い,痛だるい,鈍痛,重だるい.捻挫,脱臼,打撲,挫傷(肉離れ).


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★施術方法など

●ツボ押し.もみほぐし.指圧.矯正(骨盤矯正).運動療法.リハビリ,脳梗塞後リハビリ,脊椎損傷後リハビリ.
●整骨院.整体.
●コンディショニング
●健康保険.損害保険.労災保険(労働者災害補償保険).
●リラクゼーション.ヘッド・マッサージ.
●トリガーポイント療法.筋膜リリース.テーピング(キネシオ).AKA.
●ウォーターベッド型マッサージ機(水圧).EMS;神経筋電気刺激療法器.微弱電流治療器.
●宝塚市伊孑志.阪急今津線逆瀬川駅.末広中央公園.宝塚市役所.芦屋市.尼崎市.伊丹市.川西市.神戸市.篠山市.三田市.西宮市.
●出張マッサージ.出張リハビリ.パーソナル・トレーナー.クイック・マッサージ.


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★ぎっくり腰の痛みを軽減する動き方

寝た姿勢や座った姿勢から起き上がろうとする時の痛みを、やわらげる動作手順があります(詳細はご来店時に)。


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★交通事故の治療のキーポイント

●事故後数日間の対応と早期回復
●加害者側との交渉
●治療期間
●弁護士・慰謝料
●不眠症・トラウマ
●通院先の変更
●むち打ちの治癒経過
(2018.08.26) #錦織圭 #KeiNishikori #KeiNishikori #elbow #hip #injury #medical #rehabilitation #treatment

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